小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記4-2【撤退の合図】

馬上で二人は言葉を交わしアランダは素早く軍に撤退の合図を出す。
「ドランズ隊長、しんがりは誰かほかのものに・・・」


「誰に任せられるというのだ。今の状況でワシ意外にしんがりを勤めれるものはおらん。
心配せんで構わん。おまえもわしの技量はしっていよう。

上手く切り抜けてみせる。さっさといけ」


どうやらドランズ隊長自らが敵の追撃をせき止めるしんがりをかってでたようだ。
味方は少なく敵は多い。森の小道で乱戦ということもあり陣形の建て直しもきかなかった。


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