俺達は師匠二人、俺、甚平、彩那の5人で村でて北西のヘグザイエスの森と呼ばれている場所に向かう。 ちょうど善い小型の魔物が出没しやすい森があるらしい。 食用にも出来るタイプが沢山でるらしく確保する用意もしてきている。 藁で編んだ籠や、すぐに絞めるつもりなのか捌く用だろう道具も持っている。 なんだか食... 続きをみる
2016年11月のブログ記事
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内の師匠はいつもどおり物静かで気配を消すのが得意。 急にほっほほと笑い出すよく判らない癖があるが それ以外は見た目ただのじいちゃんだ。 「いいかいお前達、ここからは実践になる一度でも判断を誤れば死に直結すると、 きもに命じな」 内のじいちゃんはしんどいのでパスとかいって見送りだけだった。 分かれる... 続きをみる
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しかし相変わらず彩那の師匠をいろっぽいな。 まさに妖艶という言葉があてはまる人だ。 歳は20代前半だろうか。 なんであんなに露出度が高い服装なんだ。 肩が全て露出しており胸が強調されるような服装。 下は法衣を四方向にたらして前と後ろを短く切ったように見える服で 足がちらちら見えるがなんとも。 下の... 続きをみる
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「俺の師匠は厳格で頑固の塊みたいな人だけどな」 俺は笑いながら言った 「誰が頑固だと・・・」 いつのまにかじいさん・・もとい師匠が横に来ていた 「あれ、いらっしゃってたんですか」 俺がごまかし笑いをしていると杖で頭をどつかれた 「まだまだ未熟じゃのう」 師匠達はそれぞれ近くで待機して気配を殺して ... 続きをみる
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修行を終え師匠からとうとう近隣の魔物討伐に俺達を連れて行くという話が出た。 修行と違う部分は相手がこちらを本気で攻撃してくる事。 一瞬の油断が大怪我もしくは死に結びつく。 シャルヴィスの加護をいかに上手く使うかだそうだ。 あとは実践で経験を積むしかないという。 俺達は村の出入り口にある木製のアーチ... 続きをみる
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一時経つと振り返って 「まさか・・・きさまらそんな危険なものを・・・いや・・それはいい」 周りのエルフになにやら小声で耳打ちしている。 耳打ちを受けたエルフ達が森の中に跳躍して消えていく。 「気が変わった。お前達の話を聞こう」
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「不愉快な、その名前を聞くだけでも腹立たしいは。 その名前を出しただけで我々が協力するとでも思ったのか」 剣をドランズに向けて叫ぶ。 「いや、本当の事をありのまま話している。 ここに来るまでわかった事は宝物殿から魔剣が奪われたことが 間違いなくダークエルフが魔物を先導していた事、 そして賊はこの森... 続きをみる
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「なにかしら、きさまらが争っているのは判るが我々の知る所ではない」 表情は相変わらず険しい。 そして次のドランズの一言でさらに険しさをました。 「どうもその盗んだ犯人がダークエルフのようなのだ。 やつらにあれが渡るのはどうしても阻止せねばならん。」 ドランズはそういうとやっと頭をあげた。 その言葉... 続きをみる
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エルフ指揮官がそれに気づきドランズを睨む。 ドランズは動じず傍まで来て何も言わずに 深々と頭を下げた。 ドランズは一言も発しない。エルフの指揮官もそれをずっと凝視している。 あまりにも長く頭を下げているのでついに指揮官のほうが先に声をあげた 「何の真似だ」 いぶかしげにエルフは言った。 「助けても... 続きをみる