小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記5-4【一度の判断ミスが命取り】

内の師匠はいつもどおり物静かで気配を消すのが得意。
急にほっほほと笑い出すよく判らない癖があるが
それ以外は見た目ただのじいちゃんだ。


「いいかいお前達、ここからは実践になる一度でも判断を誤れば死に直結すると、
きもに命じな」
内のじいちゃんはしんどいのでパスとかいって見送りだけだった。
分かれる時耳打ちでやつに気をつけろと言っていた。
やつってなんなのか最後まで言わなかったが
でかい主の魔物でもいるのか?
それにしては俺にだけ聞こえるようにわざわざ言ったのが判らないが。