小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記3-21【パンの甘さは格別】

修行1日目は全く成果無し。
しりから下がかなり痛くなっただけ

(しり、ふとももをやたら植物で叩かれた結果)


「ちきしょう。なんなんだよあのじいさん。スパルタにもほどがあるぜ」
「旦那もしごかれだしましたな」
余裕しゃくしゃくな顔・・・いやおでこにタンコブを作った甚平が言った。
「みんな凄く厳しいよね。それだけ命がけになるってことなんだろうけど」
彩那は苦笑しながらも食欲旺盛にみえる。
今は3人で食卓についている。コーンスープのような何かの果実を絞ったスープに
いい香りのする肉のステーキ、見たことの無い野菜が添えられている。
パンは俺達の世界と殆ど変わらない形をしていてる。

だが味はこちらのほうが何もつけなくても

濃厚な甘さがあり噛めば噛むほど甘みが広がる甘さだった。



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