小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記2-5魔物軍団との死闘開始

城門前で木製のバリケードを築いて待ち構える兵士、城壁から長距離攻撃を行う兵士それに加え伏せられている城壁の外の兵士が連携をとることになっている。
城門3つのうち予想通り一番大きな真ん中の城門へ魔物の部隊が来る。バリケード組みと魔物の部隊がにらみ合う形で時が止まる。


ギャー!!戦闘の背の低い魔物の掛け声のような大きな叫び声と共に小型のモンスターが突撃しだした。
それを追いかけるようにゴーレム、サラマンダーが続く。
城壁から大型の弓、小型の弓が雨のように降り注ぐ。その中に魔法弾も含まれている。
バリケード部隊は突出せずに防御主体で行い、突出してきた部隊を叩いていく。
魔物達は我先にとバリケードを乗り越えようとジャンプして乗り越え、バリケードごしに剣や槍で突き刺してきている。
ゴーレムにバリスタの弓が直撃しているが倒れていない。
「一番突出してきているゴーレムに的を絞りバリスタを集中しろ」
城壁内部の守備兵はあわただしく動いている。
城壁の外は阿鼻叫喚に包まれだしていた。バリケードが破られ出している。