小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記5-2【厳格で頑固の塊】

「俺の師匠は厳格で頑固の塊みたいな人だけどな」
俺は笑いながら言った
「誰が頑固だと・・・」
いつのまにかじいさん・・もとい師匠が横に来ていた
「あれ、いらっしゃってたんですか」
俺がごまかし笑いをしていると杖で頭をどつかれた
「まだまだ未熟じゃのう」
師匠達はそれぞれ近くで待機して気配を殺して
俺達の状態を観察していたらしい。
実践に行く前にコンディションの状態を計る為だそうだ。