小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記5-1【基礎修行を終え次の段階へ】

修行を終え師匠からとうとう近隣の魔物討伐に俺達を連れて行くという話が出た。
修行と違う部分は相手がこちらを本気で攻撃してくる事。
一瞬の油断が大怪我もしくは死に結びつく。
シャルヴィスの加護をいかに上手く使うかだそうだ。
あとは実践で経験を積むしかないという。


俺達は村の出入り口にある木製のアーチ傍で師匠達を待っていた
朝6時に集合という事で飛び起きて来たのだが
6時を回っても誰の師匠も顔を見せない。
「おかしいね。厳格な人じゃないけど遅刻はしないと思うんだけど」
彩那が首をかしげる