小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルビス異世界戦記2

とっさに竹刀で叩き落す。
キィ、怪物は殴られてキイキイと叫んでのたうっている。
「キッキキやりやがったな」
今度は後ろの二匹が同時に飛び掛ってきた
1匹は上に大きく跳躍しもう一匹は地面をはうように低く飛び、ひざに噛み付きにかかる。
低く飛んでくるほうに俺は素早く詰め寄り横殴りに吹き飛ばす。
もう一匹が着地した場所より素早くこちらに飛び掛ってくる。
鋭い爪の斬撃を竹刀で受け止めたが大きく吹き飛ばされた。
「ケケケ、こいつなかなかやるぜアニキ」最初になぐった魔物、
それに横殴りした怪物が赤黒い血を垂らしながらアニキといった2匹より一回りほど大きな怪物の横にたち3匹がせせらわらっている。
なんなんだこいつら。だいたいどこからでてきた・・動物園で突然変異した猿か・・・いやこんな異形な姿になるわけがない。
だとしたらなんなんだ。