小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記4-9【ダークエルフの存在】

「なにかしら、きさまらが争っているのは判るが我々の知る所ではない」
表情は相変わらず険しい。
そして次のドランズの一言でさらに険しさをました。
「どうもその盗んだ犯人がダークエルフのようなのだ。
やつらにあれが渡るのはどうしても阻止せねばならん。」
ドランズはそういうとやっと頭をあげた。
その言葉ダークエルフという単語にエルフの隊長は敏感に反応してた。
そう森の民エルフとダークエルフは同属に類するのだが
考え方や文化の不一致でかなり仲が悪い。
仲が悪いというレベルではないのかもしれない。
遭えば殺しあうような犬猿の仲なのだ。