小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記3-29【殺されるかと思った修行の末】

俺以外の二人も最終試験を突破したらしく甚平にいたってはへろへろで独りであるけずにつれそいのヒーラーに肩をかりて歩いてきて
親指を立ててやったぜとみせてまたうつむいた。
彩那はヒーラーの治療だけでなんとかなったようで俺達より元気に見えた。


「ひゃー今日は死ぬかと思ったぜ」
甚平が汗でべとべとになった服を脱いでベットに座り込んだ
「今日はじゃ無くお前の場合は今日もじゃないのか」
いつも聞かされる発言に今日はさらに厚みがあったのはまあ想像できる。
おれも何度もじいさんに斬られたからな。
本当に殺す気かと思ったものだ・・・


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