シャルヴィス異世界戦記2-1
その頃異世界の城塞都市アリエジルでは異常事態が起きていた。
高い山脈を背後にもち防御に特化した堅牢な都市。
城壁は都市の中心より螺旋状に出来ていて二重の城壁からなっている。
山脈のそばには城が建っており城下を見渡している。
中心部は商いをする店がひしめき合い、常に賑わいをみせ種族の種類も多種多様である。
人間種、エルフ、ドワーフ、パルポレナ(水の魔法を得意とする種族)、
ごつい身体のガラハ族、獣族などと
人種に壁はないようで平和な日常。
各地からこの安全な町に商売を行う為に来たもの、
買い付け、販売、店を出して一儲けを目指そうとする者
それだけではなく、この城塞都市は学問も有名で、
各地方から専門の学問を学ぶ為にも多くの人々が流入してきていた。
その為人口が流入しすぎ城壁の外にも町ができている。
第一の城壁は35m近い高さで魔物や侵略者からの攻撃を付けない難攻不落の壁。
大きなガルナタイトと呼ばれる魔力を帯びやすい固い鉱石を加工してできている。
防壁魔法を施しやすく強化に富んだ鉱石なのだ
その石が山脈から取れるためこれだけ大きな城壁を造れたと言う訳でもある。
それだけではなく城壁内には大きなシャルヴィスの神殿もあり信仰の象徴ともなっている。
そんな平和な都市に向かって・・・
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