小説のポケット

異世界の魔物との死闘を描くファンタジー小説

シャルヴィス異世界戦記20

「俺達にそんな事できるんですか・・・ただの高校生ですよ。なにか特別な力があるわけではないし」
俺はそういいながら紫色の石に師匠を真似して少し触れた
とその途端に石が強烈に光りだした。まぶしい・・・なんだよこれ


「なかなか凄まじい反応ですね。これなら嘴凪君だけでも封印できそうだ。しかし念には念を入れないといけない。
3人とも行ってきてくれるかい?かなり危ない場所にいくことになる。命の危険も相当な確立であるといっていい。」
そこまでいい3人を見渡す。
「高倉さん・・俺戦闘力ゼロなんですけど大丈夫なんですか・・」
いつもおちゃらけている甚平がいつになく神妙だ。
「大丈夫ですよ。私が先ほど君の手足にシャルヴィスの力を送り込みました。
君自身が持っているシャルヴィスの力を引き出しやすくなっているはずです。
まあ上手く使いこなすには鍛錬が要りますが、おいおいコツがつかめてくるはずなので
がんばってください」